エメラルドを使った結婚指輪についての掘り下げ - リングプレゼントガイド

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エメラルドを使った結婚指輪についての掘り下げ

エメラルドとは?

緑色に輝く宝石エメラルド。「ケイ酸塩鉱物」に分類されるベリルと呼ばれる鉱物です。ベリルの中でも、一際美しく緑色を発しているものが「エメラルド」になります。あまりの美しさに、かつてのエジプト女王が深く愛した宝石とも言われています。
大変魅力的なエメラルドですが、不思議と結婚指輪と縁遠い宝石です。探せばエメラルドを使った結婚指輪はあるにはありますが、数は少なくなっています。

エメラルドの結婚指輪がほとんど見当たらない理由は?

エメラルドの結婚指輪が少ない理由は、耐久性が乏しいからでしょう。エメラルドは大変繊細な宝石です。小さい衝撃だけで、簡単に割れてしまうのです。割れるまでの衝撃が加わらなかったとしても、ちょっとしたことで傷がつきやすくなっています。あまりにも繊細な宝石のため、ジュエリー店で出されるエメラルドにはオイルや樹脂で加工されているほどです。
結婚指輪は、日常的に使うものです。どんなに慎重になったとしても、ちょっとした衝撃を避けるのは不可能です。だからこそ、エメラルドの結婚指輪を扱っているブランドは限られているのです。

エメラルドの結婚指輪は魅力的

ではエメラルドの結婚指輪は、諦めた方が良いのでしょうか。2人が強く希望しているのなら、諦める必要は全くありません。扱いが難しいエメラルドですが、アレンジのやり方によっては使える指輪となります。
例えば、アームにエメラルドを埋め込むのです。鮮やかな緑がアクセントとなり、指輪全体が華やかな印象になるでしょう。地金に埋め込まれていることによりガードされる形になるので、余程乱暴に扱わない限りエメラルドが割れることはありません。

裏石としてもオススメ

裏石として、エメラルドを使う手もあります。裏石とは、結婚指輪のアーム内側、指と直接触れる部分に入れる宝石を言います。
第三者から目に触れることがないので、2人だけの秘密共有にもなるでしょう。指輪は見える部分だけではなく、見えない部分も重要なポイントです。なお裏石にはエメラルドの他にも、ルビーやサファイアといった他の宝石にも使えます。